木田安彦木版画展「ふるさとの名山」| NOEVIR
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木田安彦 木版画展「ふるさとの名山」

木版画家として、「三十三間堂」「西国三十三所」シリーズなど細密な作品を発表するだけでなく、ガラス絵、板絵、水墨、書などさまざまな手法を用いてエネルギッシュに活躍した木田安彦。
「ふるさとの名山」は、2000年から7年をかけて制作された木版画のシリーズです。
奈良の「吉野山」には桜の木々、鹿児島の「開聞岳」には蘇鉄の茂みなど、その土地を象徴する風物が大胆にあしらわれています。ふるさとの風土や人の営みを織り込み、それぞれの山の特長を見事にとらえた作品群には、木版画の可能性を求め続けた木田の魂が込められているといえるでしょう。

木田安彦 略歴
1944年京都市に生れる。
1967年京都教育大学特修美術科構成専攻卒業。
1968年同大学美術・工芸専攻科構成専攻退学。
1970年京都市立芸術大学美術専攻科(現大学院)デザイン専攻終了。
東行、株式会社博報堂制作部に勤務。
1975年帰洛、以後版画家として作家活動に専念しつつガラス絵、板絵、水墨、油彩、陶、書と多彩に領域を拡げ続ける。
1977年田中一光に見出されセゾングループのクリエイティブ・スタッフになる。以後2002年氏の逝去まで公私にわたり薫陶を受ける。
2004年第17回京都美術文化賞。
2006年第24回京都府文化賞功労賞。
2011年平成23年度京都市文化功労者顕彰。
2013年法眼位の称号を允許される。
2015年京都市にて逝去。